「ホットペッパービューティー頼みの集客から脱却したい」「SNSを活用したいがスタッフに任せられる人材がいない」「2号店を出したいが、任せられる店長候補が育っていない」——美容院・サロン経営者からよく聞かれる悩みです。こうした課題を解決する人材育成に、最大75%が助成されるリスキリング助成金を活用できることをご存じですか?本記事では、美容業での具体的な活用ケースと申請ポイントを解説します。
1美容業が今、スタッフ育成に力を入れるべき理由
美容業界は今、大きな転換期を迎えています。
集客チャネルの多様化
ホットペッパービューティーなどの予約サイト依存から脱却し、Instagram・TikTok・MEO(Googleマップ集客)・LINE公式アカウントを組み合わせた集客が主流になっています。SNS×Web戦略×顧客体験を組み合わせた「ファン化重視」のマーケティングが標準になりつつあります。
EC・物販への展開
シャンプー・トリートメント・コスメなどのサロン専売品をECサイトやSNSで販売する動きが広がっています。施術の売上だけに依存しないビジネスモデルへの転換が求められています。
多店舗展開・フランチャイズ化
2号店・3号店への展開を考えるオーナーが増える一方、「任せられる店長候補がいない」という声が後を絶ちません。マネジメント人材の先行育成が急務です。
男性市場・メンズ業態への参入
メンズ脱毛・メンズエステなど男性向け美容市場は拡大を続けており、女性客中心だったサロンが新業態として参入するケースも増えています。
これらの変化に対応するには、技術職としてのスタッフをデジタル・マーケティング・マネジメントの担い手としても育てることが必要です。そしてそのコストを、リスキリング助成金で最大75%削減できます。
2美容院・サロンでリスキリング助成金が使えるケース
人材開発支援助成金「事業展開等リスキリング支援コース」は、①新規事業展開、②DX・デジタル化推進、③人材育成計画に基づく訓練の3類型が対象です。美容業では以下のケースが該当します。
ホットペッパー等の予約サイト依存から脱却し、自社でSNS集客・MEO対策・Web広告を運用する体制を構築するための訓練が対象になります。
対象訓練例:Instagram・TikTok運用、MEO対策、Google広告、Webライティング、デジタルマーケティング基礎
施術サービスに加えてサロン専売品のEC販売・物販事業を新たに開始する場合、「新たな分野への進出(事業展開)」として助成対象になります。
対象訓練例:ECサイト構築・運営、商品企画・ブランディング、コンテンツマーケティング、SNS販売戦略
2号店出店・フランチャイズ化・業態転換(例:女性専門から男女対応、カットのみからエステ併設へ)に伴う人材育成が対象になります。
対象訓練例:店舗マネジメント、財務・原価管理、スタッフ採用・育成、チェーンオペレーション、顧客満足度管理
「3年以内に2号店を出して現スタッフを店長に登用する計画がある」など、人材育成計画を文書化することで、今からマネジメント研修を始めても助成対象になります(令和8年3月2日追加の新類型)。
対象訓練例:リーダーシップ、部下育成・面談技法、労務管理基礎、接客品質管理、コスト管理
3助成金が使えないケース・注意点
美容業で対象外になりやすいケース:
❌ カット・カラー・パーマなど純粋な技術向上のための訓練(事業展開・DXとの関連が説明できない場合)
❌ 法律で義務付けられた衛生講習・美容師免許取得のための訓練
❌ 1人あたりの修了時間が10時間未満(定額制の場合)
❌ 訓練内容と事業展開・DX計画の関連性が計画書に書かれていないもの
「技術研修」は対象外?
技術研修でも、「新業態(メンズエステ)立ち上げに伴うフェイシャル技術習得」のように事業展開との関連性を明確に示せれば対象になる場合があります。判断が難しいケースは管轄の労働局または社労士にご相談ください。
4パート・アルバイトスタッフも対象になる?
雇用形態は問いません。週20時間以上勤務・31日以上の雇用見込みがあり、雇用保険に加入しているスタッフであれば、正社員・パート・アルバイト・有期契約スタッフを問わず助成対象になります。
美容業はパートタイムスタッフが多い業種ですが、シフトが週20時間以上のスタッフは対象になるケースが多く、助成対象人数を増やせる可能性があります。
美容業は離職率が高い傾向があります。訓練中にスタッフが退職した場合、そのスタッフ分は助成対象外になります。定額制サービスを使う場合はできるだけ早めに10時間の修了を目指しましょう。
5助成金活用シミュレーション
| スタッフ数 | 年間受講料(Bizle) | 助成金(上限ベース) | 実質負担 | 削減率 |
|---|---|---|---|---|
| 3名 | 97.2万円 | 72万円 | 約25万円 | 74%削減 |
| 5名 | 162万円 | 120万円 | 約42万円 | 74%削減 |
| 10名 | 324万円 | 240万円 | 約84万円 | 74%削減 |
※ Bizle月額27,000円〈税別〉・1年契約。定額制経費助成上限20,000円/名/月ベース(賃金助成除く)
定額制サービスは12ヶ月契約中に1人あたり10時間以上修了すれば12ヶ月分まるまる助成対象になります。令和8年度が最終年度の見込みのため、2027年2月末までに10時間修了させることが実質の締切です。
6Bizleで学べる美容業向けコース一覧
| 活用ケース | Bizleのカテゴリー・講座例 |
|---|---|
| SNS・MEO集客のデジタル化 | 集客・広告、マーケティング、実店舗運営(MEO・SNS) |
| EC・物販への新規展開 | EC【基礎〜応用】【広告実践】、コンテンツマーケティング |
| 多店舗展開・店長育成 | 実店舗運営、マネジメント、財務・原価管理 |
| 業務効率化・DX | 生成AI【基礎〜応用】、業務効率化・DX、Excel実践 |
| スタッフ全員のベーススキル底上げ | 一般新人研修向け、ビジネスマナー、コミュニケーション |
美容院・サロンのHP制作・Web集客・DX支援なら株式会社YsLinkへ
Bizleを運営する株式会社YsLinkは、サロン向けのホームページ・ECサイト制作、MEO対策・Web集客支援、RPA等の業務自動化、各種DXツール導入支援を提供しています。助成金を活用したDX推進と併せてご相談ください。
株式会社YsLink 公式サイト →
美容院・サロンのスタッフ育成を、
助成金を使ってスタートしましょう
SNS集客・EC展開・店長育成・業務効率化——美容業に必要なスキルを最大300講座で提供。当社紹介先の社労士法人による申請サポートで交付決定率98%(現時点)を実現しています。まずはお気軽にご相談ください。
Bizleへのお問い合わせはこちら →本記事の情報は2025年6月時点のものです。各ケースが助成対象になるかは個別の訓練内容・計画内容によって異なります。必ず厚生労働省の公式ページまたは管轄の労働局・社労士にご確認ください。







