「定額制eラーニングに使える助成金コースが2つあるらしいけど、どちらを選べばいい?」——人材開発支援助成金には、定額制サービス(サブスク型)に対応したコースが複数あります。本記事では「人への投資促進コース」と「事業展開等リスキリング支援コース」を徹底比較し、どちらを選ぶべきかを解説します。
1両コースの基本概要
| 人への投資促進コース | 事業展開等 リスキリング支援コース | |
|---|---|---|
| 経費助成率(中小企業) | 定額制:60% | 75% |
| 経費助成率(大企業) | 定額制:45% | 60% |
| 定額制の経費助成上限 | 1人1月あたり20,000円 | 1人1月あたり20,000円 |
| 賃金助成(定額制) | 対象外 | 対象外 |
| 制度の期限 | 令和8年度まで(時限措置) | 令和8年度まで(時限措置) |
| 主な対象訓練 | 高度デジタル人材訓練・定額制訓練・自発的職業能力開発訓練 等 | 事業展開・DX・GX・人材育成計画に基づく訓練 |
| 事業展開計画の要否 | 不要 | 必要(または3年以内の人材育成計画) |
2定額制サービスでの助成額を徹底比較
両コースともに定額制サービスの助成上限は「1人1月あたり20,000円」で同じです。しかし、助成率の違いが実際の受給額に直接影響します。
27,000円 × 60% = 16,200円/名/月
(上限20,000円に達しない)
27,000円 × 75% = 20,250円
→ 上限適用で20,000円/名/月
この差は1人あたり月3,800円、年間45,600円になります。
| 人数 | 人への投資促進コース (年間助成額) | リスキリング支援コース (年間助成額) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 5名 | 97.2万円 | 120万円 | +22.8万円 |
| 10名 | 194.4万円 | 240万円 | +45.6万円 |
| 30名 | 583.2万円 | 720万円 | +136.8万円 |
| 50名 | 972万円 | 1,200万円 | +228万円 |
※ Bizle月額27,000円〈税別〉・1年契約・定額制上限20,000円/名/月ベース(賃金助成除く)
要件を満たせるなら、リスキリング支援コースの方が受給額は大きくなります。50名で利用する場合、年間228万円の差は無視できません。
3申請要件の違い——どちらが使いやすい?
金額だけ見るとリスキリング支援コースが有利ですが、申請要件に違いがあります。
このコースの定額制訓練では、事業展開計画や人材育成計画の策定は要件に含まれていません。広く一般に提供されている定額制サービスを利用して従業員に訓練させる場合に助成が受けられます。
向いている企業:特定の事業展開計画はないが、とにかく従業員に幅広い学習機会を提供したい企業。要件整備の負担を最小限にしたい場合。
従来は「具体的な事業展開に伴う配置転換」が必要でしたが、令和8年3月2日の改正で「おおむね3年以内の人材育成計画に基づく訓練」も対象に追加されました。これにより、明確な新規事業がなくても、社内の育成計画を文書化するだけで申請できるようになりました。
向いている企業:DX・新規事業・多店舗展開など事業展開の計画がある企業。または3年以内の昇格・異動・スキルアップ計画を文書化できる企業。助成額を最大化したい企業。
4両コースとも令和8年度が最終年度
「人への投資促進コース」も「事業展開等リスキリング支援コース」も、どちらも令和8年度(2026年度)が最終年度の時限措置です。令和9年度以降の継続は確定していません。
「人への投資促進コースで来年度も申請できる」という考えは危険です。両コースともに今年度中の活用が原則です。どちらのコースを選ぶにしても、今すぐ動き始めることが最重要です。
5どちらを選ぶべきか?判断フロー
DX・新規事業・多店舗展開・業態転換などの計画、または3年以内の昇格・異動計画が作れるなら → リスキリング支援コース一択(助成額が大きいため)
事業展開の具体的な計画がなく、人材育成計画の文書化も困難な場合 → 人への投資促進コース(要件がシンプル)
どちらのコースが自社に適しているか判断が難しい場合は、社労士等の専門家に相談することを推奨します。
令和8年3月の改正後は、ほとんどの企業がリスキリング支援コースを選ぶ理由があります。「おおむね3年以内の人材育成計画」は、既存の評価制度や昇格基準をもとに作成できるケースが多く、「ハードルが高い」と思われがちですが、意外とシンプルに要件を満たせる企業が増えています。
6Bizle×リスキリング支援コースが最適な理由
Bizleのサービスと事業展開等リスキリング支援コースを組み合わせることで、最大の費用対効果が得られます。その理由を整理します。
Bizleの月額27,000円(税別・1年契約)に対して、リスキリング支援コースは上限の20,000円/名/月をフルに活用できます。人への投資促進コースでは16,200円/名/月にとどまり、年間で1人あたり45,600円の差が生まれます。
Bizleの最大200講座のラインナップは、生成AI・DX・マーケティング・EC・実店舗運営・マネジメントなど、事業展開等リスキリング支援コースの対象要件に合致する内容が豊富です。訓練内容と事業展開の関連性を示しやすく、計画書の作成もスムーズに進められます。
リスキリング支援コースの定額制では「1人あたり10時間以上の修了」が必要です(令和8年4月8日以降)。BizleはLMS機能で受講者ごとの修了時間を自動記録するため、証跡管理の手間がかかりません。
リスキリング支援コースは「計画書の記載方法」が不支給の主な原因のひとつです。Bizleの紹介先社労士法人は事業展開等リスキリング支援コースに特化した申請実績を持ち、現時点での交付決定率98%を達成しています。初回MTGから計画申請まで1ヶ月未満のスピード対応が可能です。
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Bizleへのお問い合わせはこちら →本記事の情報は2025年5月時点のものです。制度の詳細・最新情報は必ず厚生労働省の公式ページまたは管轄の労働局でご確認ください。







