「補助金と助成金、どう違うの?」「両方使えるの?」——中小企業経営者からよく寄せられる疑問です。結論から言うと、小規模事業者持続化補助金と人材開発支援助成金は目的・対象が異なる別制度のため、要件を満たせば両方を活用できます。本記事では2つの制度の違いを整理した上で、組み合わせることで経営投資の効果を最大化する具体的な方法を解説します。
12つの制度の根本的な違い
| 小規模事業者持続化補助金 | 人材開発支援助成金 (リスキリング支援コース) | |
|---|---|---|
| 目的 | 販路開拓・業務効率化のための投資費用を補助 | スタッフの研修・育成費用を助成 |
| 対象 | 小規模事業者(商業・サービス業は従業員5人以下、製造業等は20人以下) | 雇用保険適用事業所(中小・大企業を問わない) |
| 補助・助成内容 | HP制作・広告費・設備投資・店舗改装 等 | eラーニング・研修受講料・賃金(集合研修) |
| 補助率・助成率 | 2/3(通常枠) | 中小企業75%・大企業60%(定額制) |
| 補助・助成上限 | 通常枠50万円(特例で最大200万円) | 20,000円/名/月(定額制)・上限1億円/年 |
| 申請方法 | Jグランツ(電子申請)・商工会議所の支援が必要 | 労働局への計画届提出→支給申請 |
| 受取タイミング | 交付決定後に事業実施→実績報告後に入金 | 訓練終了後に支給申請→数ヶ月後に入金 |
| SaitaQlyで申請書作成 | ✅ 対象(事業計画書を自動生成) | — |
最大の違いは「何に使うお金か」です。持続化補助金は「設備・広告・HP」などモノ・コトへの投資。リスキリング助成金は「スタッフの研修費」というヒトへの投資。目的が違うので、原則として併用できます。
2小規模事業者持続化補助金の最新情報
2025〜2026年度の主な制度内容(令和6年度補正予算):
・補助率:2/3(赤字事業者の賃金引上げ特例は3/4)
・補助上限:通常枠50万円、創業型200万円
・対象経費:広報費・ウェブサイト関連費・展示会出展費・開発費・機械装置等費 等
・注意:広報費・ウェブサイト関連費はそれぞれ上限30万円。単独申請不可(他の対象経費との組み合わせが必要)
・賃金引上げ特例:従業員1人あたり給与支給総額を年平均3.0%以上増加させることが要件(最低賃金+50円以上から変更)
・採択率:第17回(2025年6月締切)は23,365件申請に対して11,928件採択(約51%)
申請には商工会または商工会議所による「事業支援計画書(様式4)」の発行が必要です。様式4の発行受付締切は申請締切より前に設定されているため、実質的な準備期限はさらに早くなります。申請を検討中の場合は、まず地域の商工会・商工会議所にご相談ください。
3人材開発支援助成金の概要(おさらい)
事業展開等リスキリング支援コースの主な内容:
・助成率:中小企業75%・大企業60%(定額制eラーニング)
・上限:20,000円/名/月(定額制)
・対象:事業展開・DX・GX・人材育成計画に基づく訓練
・制度期限:令和8年度(2026年度)が最終年度の見込み
・実質締切:2027年2月末までに10時間修了(定額制の場合)
・当社紹介先社労士法人の交付決定率:98%(現時点)
42つを組み合わせると最大の効果が出る理由
持続化補助金でECサイトやホームページを作っても、運営・更新・集客を外注し続ければコストが増えるだけです。リスキリング助成金でスタッフのデジタルスキルを育てることで、内製化による外注費削減と、補助金投資の費用対効果の最大化が同時に実現します。
持続化補助金でHP・ECサイト構築(補助50万円)
+
リスキリング助成金でWeb運営・SNS集客スキルを習得(助成240万円)
= サイト制作費も運用費も大幅削減・内製化でノウハウ蓄積
5組み合わせ活用の具体例3パターン
持続化補助金でデリバリー用の梱包設備・自社ECサイト(物販)を整備し、リスキリング助成金でスタッフにSNS集客・EC運営スキルを習得させます。設備と人材育成を同時に補助制度で手当てできます。
| 制度 | 活用内容 | 受給額(概算) |
|---|---|---|
| 持続化補助金 | ECサイト・広告費・設備 | 最大50万円 |
| リスキリング助成金 | Bizle(3名・12ヶ月) | 最大72万円 |
| 合計 | 最大122万円 | |
持続化補助金でホームページ制作・チラシ・Googleマップ対策費を補助し、リスキリング助成金でスタッフにSNS運用・MEO・Webライティングスキルを習得させます。ホットペッパー依存からの脱却が加速します。
| 制度 | 活用内容 | 受給額(概算) |
|---|---|---|
| 持続化補助金 | HP制作・広告宣伝費 | 最大50万円 |
| リスキリング助成金 | Bizle(5名・12ヶ月) | 最大120万円 |
| 合計 | 最大170万円 | |
実店舗のみだった小売業者が持続化補助金でECサイトを構築し、リスキリング助成金でスタッフにEC運営・Web広告・データ分析を習得させます。「作って終わり」にせず、自走運営まで見越した計画が理想です。
| 制度 | 活用内容 | 受給額(概算) |
|---|---|---|
| 持続化補助金 | ECサイト・商品撮影・広告費 | 最大50万円 |
| リスキリング助成金 | Bizle(5名・12ヶ月) | 最大120万円 |
| 合計 | 最大170万円 | |
6持続化補助金の事業計画書をAIで自動生成する方法
持続化補助金の申請で最も時間がかかるのが事業計画書(経営計画書・補助事業計画書)の作成です。「何をどう書けばいいか分からない」という方に向けて、強力なAIツールが登場します。
【2025年7月リリース予定】SaitaQly(サイタクリー)
Bizleを運営する株式会社YsLinkが開発したAI生成補助金申請ツールです。小規模事業者持続化補助金の申請書類を数ステップで自動生成できます。
YsLinkは持続化補助金の申請サポートで採択率94%超の実績を持ち、そのノウハウをAIに凝縮。「採択に足る事業計画書」を短時間で完成させることができます。
SaitaQly(サイタクリー)公式サイト →(2025年7月リリース予定)
持続化補助金で「投資」し、
リスキリング助成金で「人材」を育てましょう
全1,066講座・3つの定額コース(A〜C)でEC運営・SNS集客・Web運用スキルを習得。当社紹介先の社労士法人による申請サポートで交付決定率98%(現時点)を実現しています。まずはお気軽にご相談ください。
Bizleへのお問い合わせはこちら →本記事の情報は2025年7月時点のものです。小規模事業者持続化補助金の詳細・最新情報は中小企業庁の公式ページ、人材開発支援助成金は厚生労働省の公式ページでご確認ください。







